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①有機体カルシウムの採用 吸収力と安全性を考えて、有機体カルシウム(L型発酵乳酸Ca)を採用しました。 ②助剤でパワーアップ 機能性展着剤と尿素の配合により、植物体内への吸収と移動をさらに高めました。 ③生理障害の防止 有機体カルシウムと助剤の相乗効果により、果実や野菜の軟化等、カルシウム欠乏による生理障害を確実に防止します。 ④L型発酵乳酸カルシウムは次表の通り、高い溶解性があります。
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無機体は塩化Ca、硝酸Ca、硫酸Ca、炭酸Caなどで、水に対する溶解性が高い剤では障害発生の危険が高く、溶解性の低い剤では効果に疑問があります。一方、有機体は乳酸Ca、蟻酸Ca、酢酸Ca等で、水に対する溶解性が高く、カルシウム吸収後には水と炭酸ガスに分解されることから、薬害がなく安心して使用できます。GPカルシウムの原料であるL型乳酸Caは砂糖を原料にL型乳酸とCaを発酵させているため、さらに吸収力に優れています。 |
L型乳酸Caには優れた吸収力がありますが、機能性展着剤を配合することにより、よりスピーディに葉面や果実のクチクラ層や気孔からの吸収が促進されます。さらに微量のチッソ成分を配合することにより、カルシウムの葉茎内での移動性も高めました。確実に効果を出す理由がここにあります。 |
作物名 | 使用目的 | 使用時期 | 希釈倍率 | 使用方法 |
トマト・ピーマン | 尻腐れ防止・株の健全化 | 育苗中および果実肥大期に各段ごとに | 500~1,000倍 | 葉面散布 または 灌水 (3~5回) |
イチゴ・ナス | 果実の軟化防止・ 果実の着色促進・ 株の健全化 |
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ハクサイ・キャベツ・レタス・ネギ・タマネギ | 芯・縁腐れ防止・ 株の健全化 |
本葉5枚頃から7~10日間隔 | ||
各作物 | 細胞組織の充実・ 鮮度保持・ 株の健全化 |
定植後7~10日間隔 | ||
※GPカルシウムのキャップ1杯は約10ccです <GPカルシウムの使用例>10ℓの水量に対してキャップ1杯の使用で希釈倍率1000倍です |
■注意事項
※高温時は日中の散布は避けて下さい。
※液肥との混用はできるだけ避けて下さい。凝集する場合があります。
※炭酸水素カリウム剤、同ナトリウム剤との混用は避けて下さい。
※作業後は、手足など皮膚の露出部を石けんでよく洗って下さい。
※万が一眼に入った場合は、ただちに水で洗眼して下さい。
※アルカリ性農薬やホルモン剤との混用は避けて下さい。
※希釈倍率を守って使用して下さい。
※誤飲などのないように注意して下さい。
■成分
発酵乳酸カルシウム・トレハロース・ショ糖脂肪酸エステル・尿素